「Web広告に関する意識調査」 かける費用は「50万円未満」か「500万円~1,000万円未満」の二極化進む

Mtameは2018年9月、25〜40歳のビジネスパーソンを対象に「Web広告に関する意識調査」を実施、結果を発表した。回答数は230で、回答者属性の割合は、BtoB(46%)、BtoC(41%)、その他(17%)。


所属する企業において、毎月いくらのWeb広告費をかけているのか聞いたところ、182名から回答を得られ、結果は下記の通りとなった。


※Mtame調べ

・3,000万円以上…10名
・1,000〜3,000万円未満…15名
・500〜1,000万円未満…29名
・300〜500万円未満…15名
・100〜300万円未満…13名
・50〜100万円未満…17名
・50万円未満…62名
・Web広告費をかけていない…16名
・分からない…5名

有効回答者のうちの34%(62名)が「50万円未満」と答えた。次いで多いのは17%(29名)の「500~1000万円未満」。Web広告にかける費用は二極化していることが分かる。

『あなたの企業ではWeb広告運用はどこで行っていますか?』と複数回答で聞いたところ、結果は下記の通り。

・自社で運用している…123名
・代理店に任せている…101名
・知人にお願いしている…29名
・その他…3名
・分からない…5名

本設問の回答者は161名で、うち「自社で運用している」と答えたのは123名(76%)、代理店に任せているという回答者は101名(63%)という結果。かけているWeb広告費用と照らし合わせると、高額になればなるほど、代理店を利用している割合が多いことが分かった。

広告費の増減について聞いたところ、下のような結果となった。本設問の回答数は182名。

・大幅に上昇…16%
・上昇…42%
・変わらない…27%
・減少…7%
・大幅に減少…1%
・特に計測していない…4%
・分からない…3%

「大幅に上昇」と「上昇」を合わせると58%で、全体のおよそ半数強が近年、広告費用を増やしている。かけているWeb広告費用と照らし合わせると、広告費を多く投資している企業ほど、顕著な増加傾向を示していることが分かった。

『あなたの企業におけるWeb広告の費用対効果についてどう思いますか?』との設問に対しては、161名から回答を得られている。

・非常に良い…16%
・良い…36%
・普通…26%
・悪い…9%
・非常に悪い…3%
・特に計測していない…6%
・分からない…4%

「非常に良い」と「良い」を合わせると52%で、全体のおよそ半数強が費用対効果の良さを実感していることが分かった。こちらも、かけているWeb広告費用と照らし合わせると、広告費を多く投資している企業ほど、Web広告の費用対効果をより実感していることが分かった。

Web広告費を多く投資している(投資できる)会社は、運用を代理店に任せることにより費用対効果を感じているようだ。一方で、多額の広告費をかけていない企業は自社で広告を運用しているため運用がうまくいかず、費用対効果を感じられないために広告費自体を削減するという、負のサイクルが生まれている可能性がある。そうした背景から広告費の二極化が生まれているようだ。

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