楽天西友ネットスーパーマーケティング、 MA基盤としてアクティブコア社のマーケティングクラウドサービスを採用
楽天西友ネットスーパーマーケティングは2018年9月、アクティブコアが運営する会員向けマーケティングオートメーションツール「activecore marketing cloud」(アクティブコア マーケティング クラウド)を、同社が運営する楽天西友ネットスーパーに採用した。
activecore marketing cloudは、企業内の基幹データやWeb行動ログ、外部データといったマーケティングデータを収集・蓄積・統合・抽出し、データ分析からレコメンド・マーケティングオートメーションまでを行うクラウドベースの統合型ソリューション。プライベートDMPという専用のデータベースを作り、顧客行動によって発生するデータを統合するため、データ分析を通して、一人ひとりに合ったオファーをレコメンドやメールなどで一貫して実践できる。
楽天西友ネットスーパーは2018年8月にオープンした、世界最大小売企業であるウォルマートと楽天の提携から生まれたネットスーパー。取扱いの品目も数多く、ユーザの購買行動も多岐に渡る。そのような中でユーザ一人あたりの買い回りや購買単価を上げていくためには、一人ひとりに適切なアプローチが必要となる。
そこで同社は、ユーザのネットスーパー上の行動履歴・購買履歴などを統合し、最適な商品のレコメンドからキャンペーン訴求などの1to1アプローチを一つのプラットフォームで実現できるactivecore marketing cloudを、マーケティングオートメーション基盤として導入した。
同サービスの導入により、楽天西友ネットスーパーマーケティングではWeb行動履歴・属性情報・購買履歴や利用エリアの情報をユーザ単位で統合し、ユーザの利用度や購買傾向の可視化が容易にできるようになる。
さらには、統合したデータよりユーザのセグメンテーションが容易となり、メールやWebサイト上のキャンペーン訴求や商品レコメンドといった1to1コミュニケーションの実行まで、1つのプラットフォームで実現でき、買い回りや購買単価向上のためのPDCAが素早く回せるようになるという。
楽天西友ネットスーパーマーケティング株式会社 マーケティング部 部長 永桶涼太氏はactivecore marketing cloud導入に際し、次のように述べている。
「ネットスーパーでは、購買傾向や利用エリア等に応じて、ユーザに対するアプローチを変えていく必要があります。『activecore marketing cloud』の導入により、ユーザに関する様々なデータを統合することができ、利用状況の可視化や1to1のアプローチが容易になることから、最良な顧客体験を届けることで、会員の活性化へつなげていけると期待しています。」
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