「Web会議の活用」に関するアンケートの結果レポート 「Web会議の活用」は、多くの企業がポジティブに考えている
大半はWeb会議の活用した経験あり!
最初に「社外の方とのやり取りにWeb会議を活用していますか?」と質問しました。
その回答数1位が、「活用したことがある」72%、2位が「活用したことはない」26%、最後に「分からない」が1%という結果になりました。皆さまの多くはWeb会議を活用した経験があることがわかります。
アンケート回答の7割が利用したことがある「Web会議」。さて、皆さまは、どのようなWeb会議ツールを活用しているのでしょうか?
やはり、Web会議活用トップはあのツール
次の設問では、「あなたが利用したことのあるWeb会議システムをお教えください。」(複数回答選択)と伺いました。
回答が最多だったのが、「Skype」、53%という回答でした。続いて、「その他」が28%と多く、「利用したことがない」が18%と上位3つにランキングされました。
そして、その後に、ほぼ同数で続いたのは、「Google Hangouts Meet」が12%、「Zoom」と「Chatwork」が11%となりました。回答数が最少だった、「EyeVision」と「Whereby」はともに2%でした。
この結果から、やはり多くのパソコンに既存でセットされているSkypeは、会議を行う互いの企業にとって準備しやすく、操作も慣れているという点がWeb会議ツール活用1位となった要因だと推測されます。また、2位の「その他」は皆さまが、どのようなツールを活用しているのか、興味があるところです。
Web会議活用をポジティブに考えている企業は大半の8割!
では、便利なWeb会議ですが、実際に業務効率という観点で、皆さまは、どのように感じているのでしょうか? 「Web会議を活用することによる業務効率アップの可能性について、当てはまるものをお選びください。」という質問から回答をいただきました。
回答数1位は「ある程度、上がる」が58%と全体数の約6割を占め、「大きく上がる」が25%となり、「変わらない」と「よくわからない」が同数の7%、最後に「効率は上がるが、商談の成功率は下がる」が4%となりました。
業務効率が「ある程度、上がる」と、「大きく上がる」の回答を合わせると83%となり、ほとんどの会員の皆さまは、Web会議は業務効率という観点でポジティブに捉えていることがわかりました。
それとは逆に、回答数が少なかった、「変わらない」と「よくわからない」の回答割合の合計14%と「効率は上がるが、商談の成功率は下がる」の回答割合、4%を合計すると、18%となります。設問2のWeb会議ツールを「利用したことがない」も18%です。Web会議の利点や、「効果を実感したことがない」と感じた、同じ人が設問2と、この設問でWeb会議に対して非ポジティブな回答をしたと推測もできます。
最後に「商談・取引先企業とのコミュニケーションに「Web会議」は便利ではあるが、相手先に対して活用を切り出しにくい、という声もあります。「Web会議」の必要性について、あなたの考えをお聞かせください。」とし、皆さまからコメントをいただきました。一部抜粋してご紹介します。
【Web会議に好感的】
- 対面コミュニケーションと分けて考えれば効率は上がると思う。経費の削減にもなる。
- 声を聞かせる必要性と、時間の短縮
- Web会議は、地理的に離れた取引先や事業所とのコミュニケーションにおいては極めて有効だと思います。
- それぞれの移動時間、来客者準備などがなくなる事により、限られた時間をより有効的に使うためのツールだと考えます。
- 遠隔地の方とすぐに会議が出来るという事と出張費が少なくて済むという点では利用価値が大変ありますが、詳細な部分の微妙な感覚等は、実際に対面でないと伝わらない場合が多いので、その点で解消されるともっといいと思います。今後は、5G等で、伝達速度/量が格段に大きくできるので、リアリティのある会議が出来るようになるのではないかと感じています。
- 遠方であったり、海外の取引先との会議をする場合、お互いに効率的なので絶対的に必要だと思います。
- まだまだ、時期早々。
- もう少し画像と音声が向上すれば活用しやすい。
- 相手先からの提案で、商談をWebの移行があれば、考えますが現状では対応できる人材もいないので、考えておりません。
【Web会議に懐疑的・改善が必要】
【調査概要】 アンケート名称:「Web会議の活用」に関するアンケート
調査主体:PRO-Q編集部(ProFuture株式会社)
調査期間:2020年1月27日~2月17日
調査媒体:アンケートメディア ビズPRO-Q/営業・マーケPRO-Q/ITエンジニアPRO-Q
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